2010年4月13日火曜日

ザ・コーヴ

かつて真珠貝採取の日本人潜水士でにぎわい、人口の過半が日本人だったこともある
オーストラリア北西部の町ブルーム。日豪交流史の象徴ともいえるこの小さな町が、
日本の姉妹都市、和歌山県太地町のイルカ漁を描いた米映画「ザ・コーヴ(入り江)」をめぐり、
揺れている。姉妹都市提携解消や住民同士の人種対立にも発展し、わだかまりは当分解けそうにない。

ブルーム郊外の日本人墓地。明治期以降、太地町などから移民してきた約900人の墓石が並ぶ。
そのうち10基以上が突き倒されたり、まっぷたつに割られたりして無残な姿をさらしていた。



日本人墓地に対するいやがらせはこれまで200件以上。
地元の警察官は、「イルカ漁に反発した地元の若者の犯行だろう」と話す。
墓地には今年1月、監視カメラが取り付けられた。

ブルームの人口は約1万5000人。一時は町の主役だった日系人は今では200人ほどで、
白人と、中国、マレーなどのアジア系住民および先住民が人口を二分し、「豪州初の多文化都市」を
誇りにしてきた。

しかし、反捕鯨団体「シー・シェパード」が、太地町と姉妹都市提携しているブルームに目を付け、
今年のアカデミー賞を受賞した「ザ・コーヴ」の上映会を昨年8月に町内で行ってから、混乱が始まった。

シー・シェパードによる姉妹都市提携解消の呼びかけを受け、町会議員のもとに数万本のメールや
電話が殺到、同月、イルカ漁に否定的な白人議員が多数の町議会は提携停止を決議した。
これに対し、イルカ漁に理解を示す日系を含むアジア系や先住民が議会に抗議活動を行い、
結局、議会は2か月後に決議を撤回した。

今でも、住民の間にわだかまりは残っている。父親が太地町出身の日系2世コリーン・マスダさん(53)は
「肌の色に関係なく住民の間で良い関係を保ってこられたのに、映画のために町の空気が変わってしまった」と嘆く。

日本の盆踊りを手本にして毎年8~9月に行われる町最大の祭典「Shinju Matsuri(真珠祭り)」は
今年、アジア系や先住民の団体や企業が「祭りは白人のビジネスに利用されている」として参加を
取りやめる予定で、さみしいものになりそうだ。

佐藤虎男・駐パース総領事は3月24日、ブルームを訪ね、グレイム・キャンベル町長と会談した。
町長は太地町との提携継続に意欲的だったが、イルカ漁については「反対の姿勢に変わりはない」と強調した。

「ザ・コーヴ」に翻弄(ほんろう)されるブルームと太地町。真珠貝採取をきっかけにした
1世紀以上にわたる両町のつながりが、1本の映画によって大きく傷つけられつつある。
(ブルームで 岡崎哲)

◆真珠貝採取…ブルームの繁栄の基盤は19世紀末、太地町などから渡った日本人潜水士による
真珠貝採取で築かれた。真珠貝はプラスチックが発明されるまで洋服のボタンの原料として重宝され、
19世紀末にはブルームだけで世界生産の8割を占めた。

http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/100412/mds1004120929001-n1.htm


イルカやらクジラやらを

守れ!殺すな!食べるな!


って声高に叫んでいる連中がこれですかい


2ちゃんねる内での反応↓

日本人は遺体や遺骨、墓を大切にする民族だ。絶対に引き上げられないと
思われる船でさえ、無理しても引き上げ遺体を回収し、遺骨を墓に納める。
そこには仏教感があるからだ。その最も日本人が嫌がることをオーストラリア
人はするのだと言うことをよく覚えておく必要がある。政府がしないのなら
個人的にでも不買等の行動を起こすべきだろう。


街を発展させた功労者たちの墓を理不尽な暴力で冒涜する池沼たち。
所詮は流刑者の子孫てことか。。


人間のクズだよ。クジラですら死者を冒涜する奴を軽蔑してるよ



まったくその通りだ……

もうこれ仲良くなんて絶対出来ないな……

明らかに考え方が違うもの……

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