2010年4月17日土曜日

鳩「せめて1年は首相を続けたい。あの安倍晋三さんだって1年やったのだから」

沖縄の米軍普天間基地移設問題の「5月末決着」を明言した鳩山由紀夫首相が、
窮地に陥っている。15日には米側と受け入れ先の理解に加え、連立与党の合意も目指す
意向まで示したが、平野博文官房長官は「合意の解釈には幅がある」と強弁し、
首相の責任論の回避に躍起。オバマ米大統領も首相への不信感を漏らしたとされ、
政府・与党内では首相退陣論への発展を懸念する声が強い。

首相は15日夕、首相官邸で記者団に「決着とは、米国や沖縄だけでなく国民の皆さんも
『この方向で行こう』と理解を示すのが前提。その前に連立内閣の合意が必要だ」と説明。
「覚悟を決めて臨んでいる。必ず申し上げた通りに結論を出す」と強調した。


一方、平野官房長官は同日の記者会見で「5月末までにすべてのことが納得、理解されて、
とはなかなか運んでいかない」と予防線を張った。少し前には5月には閣議決定する、
とまで踏み込んでいたが、それが絶望的な状況になり、一気にトーンダウン。
「ボールは(日米)両方にある」と、日本側の責任だけではないことも指摘した。

6月以降に決着を持ち越しても、協議は継続しているという体裁が整っているうちは、
公約違反から首相の進退論への発展、という事態を避けられる、と見ているようだ。

とはいえ協議継続に向けたシナリオを描くことさえ簡単ではない。日米の実務者協議や、
受け入れ自治体との正式な調整にも入れないのが実情だ。

首相は12日、オバマ大統領に「岡田克也外相とルース駐日米大使との間で交渉している
ところで、大統領の協力もぜひ、得たい」と伝え、外相も14日夕、大使と電話で協議した。

関係者によると、大統領は首相に「しかし、進展していない」と反論したという。昨年、
大統領に「トラスト・ミー(私を信じて)」と告げ、年内決着への期待を抱かせた揚げ句に
先送りした経緯もある。米側の不信感は根強い。

移設先の候補地は激しく反発している。政府は鹿児島県・徳之島やキャンプ・シュワブ
陸上部などを組み合わせた移設案を検討し、近く公式に地元調整へ入りたいとしている。
だが、徳之島では18日、沖縄県では25日にそれぞれ大規模な反対集会が開かれる予定だ。

政府の迷走ぶりに、与党内からは首相の責任論への波及を懸念する声が強まってきた。

社民党の重野安正幹事長は15日の記者会見で、オバマ大統領に「5月末決着」を改めて
伝えた首相発言に関して「どういう勝算、見通しを持って言ったのか分からない。
言えば言うほど、そうならなかったらどうするのかという度合いが強くなる」と指摘した。

首相を支えてきた参院民主党内からも「自分で自分の首を絞めている。できなければ退陣しろ、
となる」という声が上がる。

「せめて1年は首相を続けたい。あの安倍晋三さんだって1年やったのだから」。首相は最近、
側近の一人にこう漏らしたという。




…は?



何いってんの…
ルーピーズが続けられるはずがあるまい…

1 件のコメント:

炉犬 さんのコメント...

ポッポは、自分は安倍さんより対等かそれ以上だと思ってるのか・・・
 
さすがルーピー鳩山
この無自覚っぷりでちゃっかり最後まで首相の座にしがみつきそうだから恐ろしい